星猫の森図書館

図書館が大好きです。

日曜夜23時30分の図書館だより(遅刻)

こんばんは。

遅番の帰りに買った漫画の新刊を読んでいたら遅刻になりました。

森です。

 

いやね、本当にいま買ってる漫画のシリーズなんて四作くらいしかないのにその新刊が揃って並んでいたのですよ。思わずほくほくで買って読んでたら遅刻していました。言い訳ですね、すいません。

 

今週書こうと思っていたのは、人はなぜ読書するのかとか図書館の存在意義とかをつらつらと考えた話です。

読書論とか大好きです。人はなぜ本を読むのかなーって、図書館の存在意義ってそこだよねってよくぼんやりと考えるのですが、なかなか言葉にすることができていなかったのです。

そんな時に知ったのが、BingのAIチャットです。Microsoftが出している検索エンジンのBingですが、Google検索よりも使い勝手がよくなくてあまり使っていなかったのですが、このAIを搭載してから時々遊ぶようになりました。

例えば「図書館の役割」を聞きました。そしたら、三つくらい上げてくれるのですが、いろいろなサイトの文章から要約して検出してくれる感じなのです。ちゃんとそのページへのリンクもついています。

おもしろくって、ついついいろいろ聞きたくなってしまいます。

 

今、chatGPTの本が凄い勢いで出版されています。そして借りられています。

私としても興味はあったのです。でも登録が必要だったりちょっと使ってみるハードルは高く感じられました。

そこに現れたのがこのBing AIです。これはブラウザのEDGEに付属しているのですぐに試せます。それで、抽象的なことを考えるヒントをたくさんいただきました。AIと検索・解答はとても相性の良い分野ですね。チャットGPTも、エクセルとかも操作できるようなのでまた触ってみたいと思います。

 AIは司書の仕事を奪うというような予言もありましたが、むしろ司書はAIと共存できるのではないかと思います。目録カードから電算化して検索技術が磨かれて行ったように、うまくAIを活用して本と利用者を繋ぐという役割をこなしていければ、それが司書の仕事になるのではないかと思います。

ゆくゆくは自館の環境に合わせて育てたAIを活用して、郷土レファレンスなんかにも対応できたら、と未来を想像しています。

 

人はなぜ読書をするのか。AIが出した答えは以下のようなものでした。

 

人は読書をする理由はさまざまですが、一般的には以下のような効果があると言われています。

脳の活性化:読書は言語処理や思考力などの認知機能を高めるとともに、脳内の異なる分野間のつながりを強化します12。
知識の獲得:読書はネットでは得られない質の高い情報を提供し、仕事や趣味などに役立ちます34。
メンタルヘルスの向上:読書はストレスや不安を軽減し、自己肯定感や幸福感を高めます23。
あなたはどんな本を読みたいですか?

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この文末の数字は、解答の下部にあるリンクを参照しています。そのページから要約して引用してくれるのです。

そして、興味を持ったら原典にあたって確認する。そうすることで、新しいサイトを知ることができたりします。

 

楽しくなりませんか?

私は、これからもときどき AIと遊んでみたいと思いました。

 

ではまた来週。(来週こそは定時に!)

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