星猫の森図書館

図書館が大好きです。

こんばんは。短いのです。

こんばんは。

日曜夜の図書館だより14回目です。

 

今週は、秋の読書週間イベントで移動図書館車で出動してきました。

普段行かないところに移動図書館があると、物珍しそうに見る人もたくさんいらっしゃいました。青空の下で読む読書は格別なものです。

移動図書館や、移動書店というものに心惹かれます。人はどうして本のある光景にときめくのでしょうか。

本の一冊一冊に世界が詰まっています。それはレンタルビデオでもCDでも同じことなのでしょうが、本は引っ張り出したら何もなくてもその場で読めます。再生機器も必要ありません。

そういうお手軽なところが魅力的なのでしょうか。人類の叡智の象徴。私はあまりそういう場で読まないのですが、それでも大好きな光景です。

これからも本のある光景を追いかけていきたいです。

 

あと、阪神タイガース日本一おめでとうございます!

図書館だより

こんばんは。

もう10月も終わりですね。

日曜22時の図書館だより、第13回目です。(なんかハロウィンっぽい数字感?)せっかくなので満月の時に撮った怪しげな月夜の写真を添付しますね。

f:id:chirolll:20231029214143j:image

 

今週は、図書館総合展がありましたね。今月は私用だらけで休むこともできず、蚊帳の外からTwitter(現X)などで楽しそうな様子を眺めていました。またいつか行きたい。もっと図書館のことを勉強して、発信もしっかりして、私こういうものですっていうのができたらちゃんと交流しに行けるような気がする。ので自己研鑽に励もうと思う所存であります。

あとは行きやすい時期に開催されますように、ですね。来月にある図書館の全国大会?が今回開催される岩手県も、実は図書館めぐり未クリア県で、ぜひ行きたかった!なのですが、仕事でどうしても外せない日と重なったせいで行けなくて残念です。

リアルイベントは難しいですね。

理想は、配信で期間中いつでも見れることです。図書館員の、待遇改善にもつながるであろう全体的なスキルレベルの底上げのためにも、プレーンに学べる場があれば良いのにといつも思っています。

私が無知なだけであれこれあったりするのかな。もっと調べる力を、知る力を鍛えていきたい。

 

今週読んだ本↓

ひと箱本屋とひみつの友だち
児童図書
赤羽じゅんこ(著/文)はらぐちあつこ(イラスト)
発行:さ・え・ら書房

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784378015620

 

今話題の一箱ずつ棚貸しする本屋さんを舞台にした友情の児童書。一箱本屋という形態はときめきますね。自分なら何を売らせていただくだろうって考えたり。

そして、主人公と友人たちの、心や世間のバリアフリーについて考えさせられました。

読んでよかった一冊です。

 

さて、今晩はこの辺りで失礼いたします。

実は秋風にあてられて少々風邪気味です。

皆様もお身体に気をつけて。

 

 

 

 

図書館の存在意義について考える

こんばんは。 司書の森です。 日曜夜10時の図書館だより、第12号です。 しばしのおつきあいよろしくお願いいたします。

さて、今晩は表題の通り、最近図書館の存在意義について考えるきっかけがあり、しばし考えていたことを書きたいと思います。

図書館の存在意義とは何か。

Bing AIに聞いた答えは以下の通りです。

図書館は、人類が生み出したあらゆる文化的遺産を収集し、それを同時代の人に広く活用してもらい、且つ、次の世代にも伝えていく働きをしています²。また、図書館は公共施設であり、インフラの一つとして位置づけられています¹。図書館は、学校図書館大学図書館など、様々な種類がありますが、それぞれの図書館には役割や機能があります。例えば、学校図書館は児童生徒の創造力を培い、学習に対する興味・関心等を呼び起こし、豊かな心をはぐくむ自由な読書活動や読書指導の場である「読書センター」としての機能を果たすことが求められています³。

図書館は、情報格差の解消知る権利の保障にも貢献しています²。また、インターネット上にある情報は正確性が保証されていない場合があるため、図書館における情報提供は重要であり、信頼性の高い情報を提供することが求められています¹。

以上から、図書館は文化的遺産の保存・伝承や情報格差の解消・知る権利の保障など多岐にわたる役割を担っており、社会にとって重要な存在であると言えます。

ソース: Bing との会話 2023/10/22 (1) 図書館が支えている私たちの「知る権利」「図書館の自由に .... https://www.tokyo-jinken.or.jp/site/tokyojinken/tj-62-feature.html. (2) 図書館は公共施設でありインフラ。改めて考えたい、図書館 .... https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2023/88388/social_issues. (3) 1.学校図書館の位置付けと機能・役割:文部科学省. https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/dokusho/meeting/08092920/1282744.htm. (4) 八洲学園大学 図書館制度経営論 2019年春期 第1回課題レポート .... https://ameblo.jp/happycampusreport/entry-12549762438.html.

今回の回答はどうしても学校図書館の側面に偏った解答になりました。どう聞いても「読書センター」としての機能を主張したいらしく。聞くタイミング、聞き方によっても答えが変わってくるのでしょうか。AIは興味深いです。

さて、図書館は情報、知識の集積拠点としてまずは意義があると私は考えています。図書の館、ですからね。 利用者の満足に足る情報を提供することが第一の存在意義なのです。質問の調査をするレファレンスサービスや関係専門機関へ繋ぐレフェラルサービスなどもこの範疇になるかと思います。

そして、昨今はアウトリーチサービスやにぎわい創出など、従来型の図書館ではない部分に注目した新しい図書館が作られたりしています。誰でも、無料で利用できる普遍的なサービスであるという側面が活用されてきているのです。その中でも私がとても心に響いたのは学びのきっかけ、学びの拠点としての図書館の役割です。 図書館で本に出会うことで、新しい学びが始まるという独学支援の側面。それから、各種講座やイベントなどで学習し、きっかけをつくることで本を活用して学びを進めるという側面があります。 図書館を利用することで、いつでも幾つになっても学びはじめることができるのです。

学生の頃は学ぶことがそう好きだとは思わなかったのですが、社会に出て学ぶ機会が減り、たまに講座などを受けるととてもわくわくすることに気がつきました。 札幌図書情報館でであった「学び」を小テーマとする本棚に、しばらくその場で動けなくなり、涙が出そうなくらい心を打たれたのを、覚えています。 その時に開いた本は数冊、旅から帰ってから購入しました。

独学大全ドクガクタイゼン 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法 読書猿(著/文) 発行:ダイヤモンド社 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784478108536

働く大人のための学びの教科書働く大人のための「学び」の教科書 100年ライフを生き抜くスキル 中原 淳(著/文) 発行:かんき

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784761273125

私は、知りたい。学びたいのです。 それを、痛感した旅でした。 なので、わたしが図書館に求めるのは学びのきっかけとの出会いです。 これからも、学び続けていきたいと思います。

日曜夜10時のおたより みじかいばん

こんばんは。星猫図書館の森です。

ただいま21:55で、白紙です。申し訳ございません。

 

本日書こうと思っていたのは、図書館の存在意義についてです。

図書館は知の集積所としての側面が重要ですが、それと同時に学びに出会う場所であると思うのです。最近研修で学んでいて、それまで考えていたことと繋がりました。

学びに出会う、学び始めるきっかけを図書館の本で得ることって、図書館として結構大切なことだと思います。最近は学習席を貸す図書館も増えてきて、それもまた賛否両論ありますが、学習支援の側面として図書館の働きとしては必要なものなのだと思っています。

大人はなかなか学ぶきっかけがありません。

それが、例えば図書館で太めに入った本から、参加したイベントから、学びが広がるとしたらそれはとても図書館として幸せなことではないかと思うのです。

 

とても。そうとても短いですが22時になりましたのでとりあえずこのへんで。

日曜夜22時の図書館だより⑩

こんばんは。 突然寒くなりましたね。

ライブのフェス的なイベントで雨に濡れて震えている森です。こんばんは。

本日は上記ライブ参戦のためぼろぼろですので、短文ご容赦くださいませ。

さてここのところイベントざんまいなのですが、潤う感情と裏腹に疲弊しておりました。肉体的な疲れかとも思ったのですが、本日近くへ行ったついでにとある図書館を訪れまして、大変癒されたのですね。 しんとした空間で、そこにいる人はみんな本と自分の学ぶことに集中していて、よけいなノイズがない。 その空間に、浄化された思いがしました。

私は内向的な人間です。 イベントなどで楽しんだ後は、大変疲れて、たいてい一人になりたいと思います。連れ立って打ち上げとか無理無理って感じです。

そんな人間に、図書館の空間はある種の癒しになるのだなとあらためて感じた日曜日でした。

日曜夜10時の図書館だより⑨

こんばんは。

日曜夜10時の図書館だより、第9号です。

司書の森です。今夜もよろしくお願いします。

先日は中秋の名月でしたね。私はあいにく低い位置にあるときには見られなかったのですが、深夜に空高く輝く月を見て心震わせました。

 

さて。

最近図書館関係のイベントの全容が見えてきています。図書館総合展とか、図書館大会とか。ここ数年オンラインで行われていましたが、今年は実地で、というところが多いようですね。

実際の図書館イベントには県内の研修などにしか参加したことがないのですが、実際に現地で聞くことで得るものはたしかに大きいと思います。その一方で、やはり現地までの距離が、参加できる人を抑制してしまうと感じてしまいます。まず休日をもらって私費で参加するか、許可をもらって公費で参加するかの選択。私はなかなか時間的制約や金銭的な負担を自館にかけてまで、遠方の研修に参加したいと言い出せないので、だいたい前者になります。

そうなると交通費は負担が大きいです。

昨年までのようにオンラインで配信して下さると、現地の熱は感じられなくても、より多くの人が受講できるのではないかと思います。少なくとも私は嬉しい。

全国の図書館で働く人は様々です。その中で、なかなか交流する機会がなかったりします。Twitter(x)でも相互フォローさせていただいていたりはするのですが、なかなか交流までには至ってないのが私の現状です。

もう少し、他の図書館ではどうしているのだろうとか、そういった話をする場があっても良いのにと感じています。私が知らないだけでそういう場があるのだったら知りたいです。

 

以前の勤務館でいたときに、首をかしげるような仕組みが多かったのですが、なかなか他の館の意見を聞くことも叶わずとても理不尽な檻の中にいたことを思い出します。

そういったときに、相談できる場があったらよかったのになと思います。

なかなか世間の人には図書館員の悩みというのが理解されづらいので、尚更そう思うのです。

非正規問題などのときなどでも意見としてよく散見するのですが、図書館員は座って本を読んでいるだけの穏やかな仕事だと思われています。図書館に入った人はまずそこにだいたいカルチャーショックを感じるのです。本って重たい!図書館員ってひたすら本を動かす肉体労働だ!という点に。

そういう世界で働く私たちの、気軽に情報交換できる交流できるような仕組みがあったら良いなと思います。

 

今週はこの辺で。

 

 

 

 

日曜夜10時の図書館だより⑧

こんばんは。

日曜夜10時の図書館だより、なんとか9月も完走できそうです。よろしくお願いします。

さて、本日は最近旅行した場所について書いてみたいと思っています。

先日、京都に行く機会があり、京都御苑の森の文庫に行ってきました。

無料で入れる公園の中の、野晒しの書棚。 周辺は自然環境を保護された森になっていて、さまざまな鳥の声が聞こえました。母と子の森という場所で、里山の自然環境を再現した森だそうです。 京都の真ん中にこんな贅沢な空間があるのか、と感嘆しました。

書架に並んでいたのは「生物多様性の本箱」の看板がみられ、植物や自然の図鑑などを中心とした内容でした。以前、勤務館でも「生物多様性の本箱」の特集を展示したことがあります。その時は図書館にある本を集めて、それはそれでとても面白い本たちだったのです。 しかしこの森の文庫の、野晒しの、日に焼けて色褪せた本が森の中にたたずんでいる様には心を打たれました。決して綺麗ではないんだけど、でもこの森に本当に相応しいと思います。 枯れ草を踏んで本棚を見つけた子どもが、虫や鳥や樹々の葉などを調べたくて図鑑を広げる。そういう姿を想像しました。これこそ自然学習の理想の姿のような気がします。 この母と子の森に内包された本棚だからこそ、この本たちの意味があるのだと思います。ここで本に出会い本に親しむような子はごく少数かもしれない。それでも、ここで育った子は幸せだ。本に親しみ、本を学びに活かせる子どもになるだろう。そう思いました。

私自身はそこまで自然に好奇心を持つことがなく、図鑑などもあまり見ないのだけれども、ここのたたずまいには感心させられました。とても癒される体験をさせてもらいました。

これから図書館で展示する際などにも、ここで見たシームレスな学習への導きをヒントに、本だけではない展示、実際の世界に導かれるような展示を企画していきたいと思います。 今週は滋賀や京都を旅しました。琵琶湖の雄大さや、京都の懐の深さを感じる中で、私はなぜ書くのだろうかと再び探ってみました。 私は、自分の中の世界を、書くことで表現したいのです。感じたことを書くことで世界を紡ぎ直し、可視化していく。そうしていく中であらためて気づくことも多々あります。 そして願わくば、それが誰かの視界に入れば良い。そういう気持ちで、いろいろな文章を書いています。 定期的に文章を書く習慣をつけることで、また前に進む。そうして目指す未来に向かって進んでいきたい。そういった思いで毎週この投稿を書いています。 毎週書くことで、少し書くことへの抵抗感が減ったように感じられます。ふと浮かんだ物語を書き記すこともできるようになりました。 数年前に引っ越してから書斎がなく、移動中の新幹線の中や居間の片隅でスマートフォンでこの文章を書いています。 まずは、部屋の片付けをして、書く場所を作ることから始めたいと、最近思い始めました。少しずつ実行に移してみるつもりです。

それでは、今夜はこの辺りで失礼いたします。 読んでいただいていたとしたら、ありがとあごさいました。また来週。

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