星猫の森図書館

図書館が大好きです。

図書館の存在意義について考える

こんばんは。 司書の森です。 日曜夜10時の図書館だより、第12号です。 しばしのおつきあいよろしくお願いいたします。

さて、今晩は表題の通り、最近図書館の存在意義について考えるきっかけがあり、しばし考えていたことを書きたいと思います。

図書館の存在意義とは何か。

Bing AIに聞いた答えは以下の通りです。

図書館は、人類が生み出したあらゆる文化的遺産を収集し、それを同時代の人に広く活用してもらい、且つ、次の世代にも伝えていく働きをしています²。また、図書館は公共施設であり、インフラの一つとして位置づけられています¹。図書館は、学校図書館大学図書館など、様々な種類がありますが、それぞれの図書館には役割や機能があります。例えば、学校図書館は児童生徒の創造力を培い、学習に対する興味・関心等を呼び起こし、豊かな心をはぐくむ自由な読書活動や読書指導の場である「読書センター」としての機能を果たすことが求められています³。

図書館は、情報格差の解消知る権利の保障にも貢献しています²。また、インターネット上にある情報は正確性が保証されていない場合があるため、図書館における情報提供は重要であり、信頼性の高い情報を提供することが求められています¹。

以上から、図書館は文化的遺産の保存・伝承や情報格差の解消・知る権利の保障など多岐にわたる役割を担っており、社会にとって重要な存在であると言えます。

ソース: Bing との会話 2023/10/22 (1) 図書館が支えている私たちの「知る権利」「図書館の自由に .... https://www.tokyo-jinken.or.jp/site/tokyojinken/tj-62-feature.html. (2) 図書館は公共施設でありインフラ。改めて考えたい、図書館 .... https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2023/88388/social_issues. (3) 1.学校図書館の位置付けと機能・役割:文部科学省. https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/dokusho/meeting/08092920/1282744.htm. (4) 八洲学園大学 図書館制度経営論 2019年春期 第1回課題レポート .... https://ameblo.jp/happycampusreport/entry-12549762438.html.

今回の回答はどうしても学校図書館の側面に偏った解答になりました。どう聞いても「読書センター」としての機能を主張したいらしく。聞くタイミング、聞き方によっても答えが変わってくるのでしょうか。AIは興味深いです。

さて、図書館は情報、知識の集積拠点としてまずは意義があると私は考えています。図書の館、ですからね。 利用者の満足に足る情報を提供することが第一の存在意義なのです。質問の調査をするレファレンスサービスや関係専門機関へ繋ぐレフェラルサービスなどもこの範疇になるかと思います。

そして、昨今はアウトリーチサービスやにぎわい創出など、従来型の図書館ではない部分に注目した新しい図書館が作られたりしています。誰でも、無料で利用できる普遍的なサービスであるという側面が活用されてきているのです。その中でも私がとても心に響いたのは学びのきっかけ、学びの拠点としての図書館の役割です。 図書館で本に出会うことで、新しい学びが始まるという独学支援の側面。それから、各種講座やイベントなどで学習し、きっかけをつくることで本を活用して学びを進めるという側面があります。 図書館を利用することで、いつでも幾つになっても学びはじめることができるのです。

学生の頃は学ぶことがそう好きだとは思わなかったのですが、社会に出て学ぶ機会が減り、たまに講座などを受けるととてもわくわくすることに気がつきました。 札幌図書情報館でであった「学び」を小テーマとする本棚に、しばらくその場で動けなくなり、涙が出そうなくらい心を打たれたのを、覚えています。 その時に開いた本は数冊、旅から帰ってから購入しました。

独学大全ドクガクタイゼン 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法 読書猿(著/文) 発行:ダイヤモンド社 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784478108536

働く大人のための学びの教科書働く大人のための「学び」の教科書 100年ライフを生き抜くスキル 中原 淳(著/文) 発行:かんき

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784761273125

私は、知りたい。学びたいのです。 それを、痛感した旅でした。 なので、わたしが図書館に求めるのは学びのきっかけとの出会いです。 これからも、学び続けていきたいと思います。