星猫の森図書館

図書館が大好きです。

日曜夜10時の図書館だより 今週読んだ本より

さてこんばんは。 日曜夜10時の図書館だよりの時間です。 星猫の森図書館の森です。森多すぎ。命名センスが混線してますね。 いいもん、本の森とかよく言いますよね、最近の図書館。ちょっとした親近感です。森、のもつイメージが好きです。

今週は、タイトルにもあるように、読んだ本から考えたことを書きます。

今週読んだ本、気になった本↓↓↓

『本のある空間採集-個人書店・私設図書館・ブックカフェの寸法』 政木 哲也/著 発行:学芸出版社 A5判 192ページ 価格 2,500円+税 ISBN978-4-7615-2861-4 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784761528614

『世界の図書館をめぐる-進化する叡智の神殿 』 gestalten ゲシュタルテン(編集) ISBN:978-4-8373-0695-5 296ページ  価格: 3,600円+税発行: マール社 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784837306955

『デザインのミカタ 無限の「ひきだし」と「センス」を手に入れる』 デザイン研究所(著) 発行:KADOKAWA A5判 272ページ 価格 1,800円+税 978-4-04-605250-6 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784046052506

上の2冊

これらは図書館関連本として読みました。下の一冊は選書検討しているときに内容確認していて刺さった言葉があったので購入予定の本です。

図書館本

一冊目は素敵な書店などが製図で掲載されている書籍です。かつて行ったことのある素敵な書店や、これから行ってみたい素敵な施設図書館や書店などが掲載されていてわくわくします。 二冊目は世界の図書館についてまとめられたものです。 印象に残ったのはマインクラフト上に作られた図書館、「検閲なき図書館(THE UNCENSORED LIBRARY)」です。国境なき記者団が作成したゲーム上の図書館で、世界中のどこからでもアクセスすることができる電子図書館です。ゲーム内の建造物も素敵です。これも未来の図書館の形だと思います。

⭐︎刺さった言葉

デザインを言語化する、という項目が試し読みの中にあったんですね。デザインでもなんでも言語化してみる。そうすることで、何気なく流れていく景色が情報量の多いものになる。そういった内容でした。確かこの画像の中の1ページ、Twitter(X)でも発売前に拝見しました。普通の人は混んでいるな(うろ覚え)とかしか見えない電車の車内がデザイナーから見るとものすごく情報量の多いものになる、といった内容でした。とても、感心させられたので覚えています。 私も電車に乗ると広告の、とにかく文字を見てしまうので印象に残ってます。 図書館でもたくさんのおたよりや広報物を出しています。図書館に勤めているとなんやかや作る羽目になるのですが、センスの良い方の作品には脱帽します。 私が作った垢抜けないものも、センスがある方、広報専門スキルのある方に添削していただくと見違えるのです。いつかは修正なし!というのを、目指しているのですが、まだまだ修行中です。 それで、言語化するという言葉が刺さった理由に話を戻します。 私は語らないタイプのオタクです。感動したこと、萌えたこと、それに喜怒哀楽の感情なんかもあまり他人に開示せずに生きています。なんというか自分の中で処理したいのです。 でも、処理して満足するのではなく、言語化していきたいという欲求もあるのです。こうやって、ドリップされたコーヒーのように、溢れる心情をフィルターで濾して抽出して、人様に見せられるものにして語りたいという欲求です。 荒ぶる心の原液は見せられない(のは、傷つきたくない臆病さの表れかもしれません。生きてきた中では、それなりにいろいろありましたから。)、それでも私はこう考えると知ってもらえることができたら、読んでもらうことができたら、それは幸せだと思います。 だから、意識して、流れていく感情も見たもの考えたもの気づいたことも、言語化するというフィルターを通して書いていきたい。その場所は、ここか、Twitter(X)か、はたまた私的なノートに書くことになるのかは分かりませんが。 そういうことを考えさせられた「言語化する」という項目なのでした。

まとめ

今回は本の紹介だけでたくさん書いてしまいました。そんな回があっても良いかと思います。 読んでいただいてありがとうございました。 また来週。

(1975文字)